2008-07-24

memo

最近、ゼミでもやってるので、戦争がわりと自分のキーワードになっています。
そういった本をいろいろ読むと、戦争が少しわかった気になりました。

一方で、坂口安吾の「堕落論」も読んだのですが、ほかのいわゆる戦争について叙述した議論よりももっと人間の性格的な面をついています。
読んでいて、とても共感を覚えました。

「人間の、また人性の正しい姿とは何ぞや。欲するところ素直に欲し、厭なものをただ厭だと言う、要はただそれだけのことだ。好きなものを好きだという、好きな女を好きだという、大義名分だの、不義はご法度だの、義理人情というニセの着物をぬぎさり、赤裸々な心になろう、この赤裸々な姿を見つめることがまず人間の復活の第一条件だ。そこから自分と、そして人性の、真実の誕生とその歴史が始められる。」(続堕落論)

マジで惚れます。笑

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