2009-02-27

こけた

バイクでこけました。
いやー要注意。

最近、失敗が多いので、これ以上の失敗はもうないかなー。

2009-02-26

緊張感。


アチェの総選挙をあと一ヶ月半後に控え、人々の間にも緊張感が増してきたように見える。

今回の総選挙は、ヘルシンキ合意で武装解除後では初めての総選挙。
国際社会の介入を経て民主化プロセスを踏んで、武器ではなく議論により解決を目指す。
そう、約束したはずだ。

今回の選挙でそれが試される。

果たして、本当にカラシニコフの力を借りずに選挙を乗り切れるのか。

国際社会の興味はとっくに離れて見向きもされていないようだが、
アチェの「国際社会」の主役、アハティサーリ元フィンランド大統領はそんなに悪いやつでもないらしい。

今週はユドヨノ大統領がアチェに2日ほど来て、今は明日までアハティサーリさんが来ている。

どうしてこの時期に二人とも訪れたのか。ユドヨノ大統領の動向に関して詳しいことは知らないけれど、
少なくともインドネシア国内の政治的な意味ではアチェへの注目度は決して低くないといえるようだ。

2009-02-24

自分を信じない?

なんかさー、自分を信じないって大事だよね。

結構、人に聞くより自分で見るのを優先する私としては、
自分の頭と目と耳に頼りがち。

でも、結局自分の目は2つしかないのであり、自分の足も世界をくまなく歩けるはずがないのであり。。
そして見たもの、感じたもの、考えたものが間違っている可能性も少なからずあり。

もっと色んなフィールドの方々の経験を聞けたらいいのに。

ただ、ただブログやら体験記やらを読んでもなかなか心まで届かないってのは常々感じる。一つ一つの情報がありえない量の情報の中で埋もれていて、それ一つ一つを知識として身につけることはできても、感動や胸を揺さぶられるようなことってあまり伝わってこない。

僕が一番自分に合うと感じたのは、やっぱり出会いの幅を広げることだと思った。
色々なフィールドに興味をもち、普通に話をし、その上でその人の発信する情報を受信していけたら、きっとリアルだしわかりやすいし、心まで伝わってくるんじゃないか。

もっといろんなことを知りたいし、同時に見たものでもその人が見て思ったことが知りたい。
できればそれはただ単に知識として仕入れるのではなく、感動やリアルをもって。
そういう情報はネットに流れていても間違いなく「生」だ。

それはきっと、日々出会う人の内面や多様性をもっと知りたいという願望の裏返しなんだろーか。

こちらアチェで会った日本人女性の方のブログを読んで、しみじみそう感じました。

2009-02-15

オバマの就任演説

最近、日本から母親がわざわざ小包を送ってくれた。

その中は基本的にオバマ関連の新聞やら雑誌やら果てには「全オバマ演説収録CD」まで入っていて、日本での母親の熱狂振りがうかがえた。笑

確かに、オバマはすごい。
だって、あんなに遠いところで一般人の大多数からすれば何かちょっと「別世界の話感」がしてもいいくらいなのに、多くの人が共感してる。
もちろん中には僕みたいな天邪鬼もいて、「オバマ?まー口だけだろ」的な見方する人もいるだろう。

まーでも、すごいよな。

いつまでたってもアフリカや日常とはかけ離れたところでおきている問題に対して、「別世界感」を感じながらも繋がっている事実が厳然としてあるらしくて、別世界の問題としてほっておくにも何かしら後ろめたくいる自分。そして、その後ろめたさが今の僕のアチェにいる、色々な国に行って頑張って知ろうとする原動力になっている。それはそれでいいのかもしれないけど、僕は未だに「僕は世界の人々に迷惑をかけたり影響を与えたりして生きている」という感じはこれっぽちもしない。

それなのに、彼は世界中の多くの場所で「私の生きる世界のリーダー」を感じさせた。
それはマジで凄い。

どうしてそんなことが可能なのか、今の僕にはわからない。
でも、母親が贈ってきたの大統領就任演説全文の中の一言に、ちょっとヒントを見つけた気がする。

 We are shaped by every language and culture, drawn from every end of this Earth; and because we have tasted the bitter swill of civil war and segregation, and emerged from that dark chapter stronger and more united, we cannot help but believe that the old hatreds shall someday pass; that the lines of tribe shall soon dissolve; that as the world grows smaller, our common humanity shall reveal itself; and that America must play its role in ushering in a new era of peace.

特に、as the world grows smaller, our common humanity shall reveal itself という部分。これはアメリカ合衆国の成り立ちと将来に関して述べられている段落だけど、この一文に関しては世界についてもいえることだ。こうやって特定のある部分を抽出してそれを自分なりに解釈することにはオバマの意図とズレる危険性があるけれども、なんとなくこの部分にはグッときた。

文化も信仰も生活様式もが結構異なる社会にいて、理解できないと思うことも多々ある。
でも、理解しあえる部分もたぶん多々ある。(たぶん、というのはまだそんな理解し合えると確信しているわけじゃないから)

例えば、腹ペコのときにご飯を食べたら幸せになるし、赤ん坊の笑顔を見れば幸せになる。
本気で思っていることを話せば正直と理解されるし、理解しあえる部分を共有できたときはお互いにうれしくなる。相手を本気で理解しようとすれば、相手は嬉しくなる。
人によってもちろん差はあれど、そこにはあまり文化や宗教は関係しない、んじゃないか。

別に人間が猿からの進化だろうが、アダムとイブからだろうが、今お互いに理解しあうという意味ではどーでもいい。「あなたもわたしも同じ人間だね」って言い合うのが一番わかりやすい。

だからas the world grows smallerでオバマのいう「世界」がどうか全大陸を含む地球一個まるごとであることを願う。そしたらこの僕の中のこの自己矛盾もきっともっと解決に近づく、はずだ。

うーん、なんとなくすっきりしない。笑

2009-02-11

楽園

昨日まで3日間、アチェのとある島に行ってきました。

そして、その島、本当に楽園。

透き通るような海と白い浜。
コテージのハンモックから眺める海辺は本当に楽園。
ここにたどり着いただけで、もう今までの苦しいことも嫌なことも全部忘れた。

たぶん、一生忘れない。
そしてきっとまた帰ってくる。そんな場所になりそうだ。

なんだか誰にも教えたくない意地悪な気持ちと誰かにあの島のことを早くしゃべりたい気持ちとが入り混じった複雑な心境。
ま、きっと話しちゃうんだろーけど。笑

2009-02-05

考えるな、か。

考えると、どんどん自分の価値観でしか物事をみれなくなる。
考えずに観察する時間が必要だ。
らしい。

難しいこというなー。
でもなんとなくわかる。
そうやって欠点を消していくのか。
なんか1センチをどんどん半分ずつ切っていくけど、永遠につづく、みたいなイメージ。

今日はわかりやすいことにかんして考えました。
わかりやすい、は結構自分のキーワードだ。

2009-02-04

コーヒーから。

アチェはコーヒーが実は有名だ。
ウレカレンはその最たる場所で、一番有名なお店が「ソロン」。
オランダに占領されているときからあるって言ってたから、もう70~80年くらいはあるようだ。
最近、そこに通っているんだけど、色々な人が行き来して「情報交換スポット」になっている。

今日は店のオーナー家のおっちゃんと仲良くなり、コーヒーを加工している近所に行ってみて来た。
作り方はかなりシンプル。
1.豆の「ガラ」をアミにかけてできるだけ取り除く
2.機械にかけて2時間煎る
3.1時間45分くらいでマーガリンに砂糖を加えたものを加える
4.のこりを煎る
5.できたものを平たい板に広げて冷ます

ちなみに煎るための燃料はガスではなく木材使っていて、
これは建設用のものでヒビがあったり虫がはいったりして使えないものを使っている。

とってもわかりやすい。

おっちゃんは、スタバのコーヒーとの違いを熱弁。
シンプルだからといってこだわりがないわけではなくて、火の調節や豆の冷やし方、豆の状態把握の仕方などなど色々教えてくれた。

確かにおいしい。特に匂いと一口目。
正直そこまでコーヒーに凝ってもない俺でもなんとなくほっこりしてしまうのは、このおっちゃんの人柄と豆から喉を通るまでのわかりやすさからだろうか。

アチェでは正直食事の衛生面で心配になることが多いのだけれど(ハエとか普通、アリが調味料にたかっていたりする)、このコーヒーだけは安心して飲めそうだ。

でも、こーゆうのもう日本じゃ(というか東京じゃ)もうねーなぁ、と思う。
お茶だったら日本にもまだたくさんあるんだろうけど、確かにコーヒー飲むならスタバとかエクセルとかの外資のチェーン店で南米とか時々アフリカから来たらしいのを飲むもん。
それも最近じゃブラック(お金がないから時々飲むけど)よりもラテとかなんかよくわかんねーけど甘そうなやつが流行りのように感じる。
別にそれでもいいと思うけど、きっとやっしー賃金で多くの人々が農園で働いているんだろーな、と思う。あくまで想像。
でも、駅前のそういう店で飲む一杯のあまーいコーヒーからはそんなん想像できないよね。
それを「想像しろ」って押し付けるのもどうかと思う。でも「想像できないからしない」ってのもなんかスッキリしない。

経済とか社会のシステムだけそんな風に大きくなったって、正直こちらの感覚がついていかないっす。

ただ、人間の身の丈にあった生活をなんとなく求めてるけど、今更そんなん戻れない。
ゴキブリだったら500年後も生き続けるように死ぬ直前でも卵生むもんな。
人間は500年後よりも今の楽しみを優先するのに、本当にゴキブリ以上っていえるんだろうか。(ドM笑)

そんなんを最近身に染みて感じている。
…残念な話だが、人間ってバカだ。
いつか、人間も捨てたもんじゃないと思えるといい。

でも変な話、理系の人たちってその辺どう思ってるんだろーか。
。。気になるな。笑

2009-02-02

バカだなー。


最近、なかなか自分をコントロールできなくてクヨクヨする。
ちょっとしたことでイライラしたり、不安になるのは、ここがアチェだからだろうか。

ただ、くだらないゴタクを並べて自分閉じちゃうのはもうやめにしたいね。

最近は暇なりにやることを探して、人にインタビューしたり、友達の家族の家を訪ねたりしています。
アチェは結構「ウチ」と「ソト」があるように感じます。
ジャカルタで友達んちに泊まったときはまったく感じなかった、というよりもむしろあけっぴろすぎて逆の思いがしたのに。

インドネシアは広い。
最近ほんとにそんな風に感じます。

うまくいかないことが多くて、勝手にダレて、もはや、「で、何したいんだっけ?」的な(SO What?的な)病気にかかっちゃっているわけですが、結局何もしたくない自分が今は大部分を占めていて、なんだか残念な気分です。
こういう時って、何を考えてもやる気がなかなか起こらないんだよね。

もはや考えても仕方がないっていって動くしかないんだけど、動きだしにもなかなか体が動かなくて、面倒なもんです。
正直「お金持ちのお遊び」の領域を出ていない、って痛感してます。


・・・中身のないブログ。笑
ダメなときは何をやってもダメだね。