2008-11-06

オバマなんて人はいない

オバマが勝った。すごい。
僕はオバマの政策とか立場を良く知らないんだけど(多分大多数のインドネシア人もそうだろーな)、ここインドネシアでは幼少時代にオバマが過ごしたこともあって、国民皆が祝福ムードだ。きっとオバマがいたジャカルタ近くの町は「俺はオバマの友達だ」っていうおやじとかが増殖してるんだろーな。笑

じゃかるた新聞
http://www.jakartashimbun.com/

きっと彼が期待されているのは、大きく分けてブッシュ共和党の政策、特にイラク戦争に嫌気がさしていたことと、黒人だからってことに由来するんだろう。

「オバマなら何かが変わる」っていう理由のない期待が全世界からオバマに集中して、気圧の何億倍ものほんと半端ない重圧がかかってるんだろーな。頑張れ!オバマ!

ある意味事件なこの一件に関して、違和感をちょっと感じる。だって、大学生ならまだしも屋台や道端のおっちゃんまでオバマに期待してる。そんで、世界が安定することを願ってる。

屋台のおっちゃんなら、今晩の客の入りだけ気にしていればいいじゃん。
そんないるかいないかもわかんないような遠~~~いアメリカ大統領に期待するなんてばかばかしいとおもわないのかな。

結局、ニュースなんてものは想像でしかない。
想像である以上、それを信じるか、信じないのかは、自分次第だ。
どれだけメディアが発達して正確に信頼性のある記事を書こうとも、結局は読む人がそれを信じるか信じないか(もしくは信じたいか信じたくないか)、「本当は」五分五分の信憑性でしかない。

だから、今回のこのオバマ当選の一件に関して、大大大多数の人がこれを信じ歓喜したのは、単に想像してたことがニュースになったからそれを信じたいだけで、そう、ただそれだけのことだ。

THINK GLOBALLY,ACT LOCALLYとかお坊ちゃまの戯言だ。

俺は信じないぞ。
オバマなんて人はいない!!

でも一方でそうやって信じることができるってのはすげーパワーだ。
そういう目に見えないパワーをもっと社会が表現できたら、きっと社会も一人前なんだろーなぁ。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

どんな社会であっても、大勢が集まっていれば、大衆の流れる方向へ盛り上がるものだよね。それを神々しく煽るような報道の仕方には、私もクエスチョンだったので、なかいくんの「obamaなんて人はいない」という発言の云わんとすることはワカランでもないよ。おたがい偏屈ダモンネ☆


obama氏の自伝からは、人生の逆境に負けじという努力が滲み出てて、彼ひとりの人間性として素直に尊敬できる印象だった。
changeという言葉には、「何かを変えてくれ!」という政治への期待というよりはむしろ、
有権者ひとりひとりが4年間経ったら、何をchangeできうるかと考えなければいけないメッセージ性を含んでいる気がしてならないよ。ある意味、obamaは、わたしの中にいるのかもしれない。ちょっと、、抽象的すぎる!?ww

ともあれ、選挙の盛り上がり方がハイテンションで楽しそうだったよね。
では、おげんきでどうぞ。

CARLOSI さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
CARLOSI さんのコメント...

ほほえみ
ういッス!
もう進路は決定したのか?

オバマなんていない2をみてくれ!