アチェの総選挙をあと一ヶ月半後に控え、人々の間にも緊張感が増してきたように見える。
今回の総選挙は、ヘルシンキ合意で武装解除後では初めての総選挙。
国際社会の介入を経て民主化プロセスを踏んで、武器ではなく議論により解決を目指す。
そう、約束したはずだ。
今回の選挙でそれが試される。
果たして、本当にカラシニコフの力を借りずに選挙を乗り切れるのか。
国際社会の興味はとっくに離れて見向きもされていないようだが、
アチェの「国際社会」の主役、アハティサーリ元フィンランド大統領はそんなに悪いやつでもないらしい。
今週はユドヨノ大統領がアチェに2日ほど来て、今は明日までアハティサーリさんが来ている。
どうしてこの時期に二人とも訪れたのか。ユドヨノ大統領の動向に関して詳しいことは知らないけれど、
少なくともインドネシア国内の政治的な意味ではアチェへの注目度は決して低くないといえるようだ。
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